難関「中高一貫校」ではなぜ高度な図形問題を出題するのか

勉学
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中学入試の算数は、最後は計算する問題がほとんどだが、難関校になると図形問題を出す傾向にある。上位校受験生には必須となる「図形」に、どのように取り組んだらいいのか。

 

難関校に不可避の図形問題

東大合格者数を競う進学校型の難関中高一貫校では、高度な図形問題がよく出題される。

首都圏の男子校では、筑駒、開成、聖光、栄光、駒東などが高度な図形問題を出題し、女子校では、豊島岡女子や以前とりあげたフェリス女学院が男子校なみの立体図形問題をよく出題する。それらの学校の図形問題は、受験者が自分自身で図を描き、その図を使って問題を解く「作図」を前提とした出題である点に特徴がある。

このように、難関校受験生は図形を避けて通れない。また、こと図形問題に関しては、西高東低の傾向があり、灘を筆頭に関西の超難関校は首都圏の難関校以上に高度な図形問題を出題する。

 

超難関校が高度な図形問題を出題する理由

真面目な受験生以上に「賢い受験生」に来てもらいたいという出題者側の意図がある。さらには、東京大が難関大学では珍しく、図形を重視した問題を出題し続けているという事情が背景にあると思われる。

手順の習得が中心で時間をかければ誰もができるようになる代数系分野に比べて、発想・着眼など脳の働きが大きくものをいう幾何系分野では一定程度の賢さが必要とされる。
 
出典:https://news.nifty.com/article/magazine/12126-340775/

脳の柔軟性が試されるってわけか。ただ数字に強けりゃいいってわけでもないのねぇぇ

3件のコメント

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