eSIM対応端末なら、通話は既存の契約のままでデータ通信だけを節約することができる

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出典:https://diamond.jp/articles/-/210136

通話は既存の契約のまま、データ通信だけを別のSIMでまかなう方法がある。2つのSIMを同時利用できるDSDS(DSDV)に対応したSIMフリースマホがこれまでは必要だったが、最新iPhoneがeSIMを搭載し、そのeSIMに対応したサービスが登場したことから、メインの回線はそのままで、データ通信は格安ということが可能になった。

 

なぜeSIMで“ギガ”が増やせるのか


eSIMとはSIMを電子的なものに置き換え、ネット経由で取得して有効にすることができるものだ。物理的なSIMと違って、ネット環境があればSIMを受け取りに店に出向いたり、配送を待ったり、差し替えたりといった手間なく利用できる。

現在、eSIMに対応した端末は世界で少しずつ増えているが、現時点で国内に正規導入されたスマートフォンでは最新世代のiPhone XS/XS Max/XRが対応。タブレットでは、最新iPadやSurface Pro LTE Advancedも含まれる。

では実際にどのように“ギガ”を増やせるかといえば、eSIMを使うことで、既存の契約とはまったく別のデータ通信の契約を追加できるためだ。データ通信についてはeSIM側に担当させ、格安SIMのデータ通信を使うことで、安くギガを増やして使えるということだ。

具体的なサービスとしては、7月18日に開始されたIIJmioの「eSIMプラン (ベータ版)」がある。月6GBの高速通信が付いて月1520円。支払額はユニバーサルサービス料と消費税込みで月1645円となる。既存の契約の種類にもよるが、ギガが足りなくて困っているなら足りなくなりそうな時点でデータ通信をeSIMに切り替えるといい。また、段階制で料金がどんどん上がっていくデータ定額の場合は、データ通信をeSIMに担当させることでメインの回線は最低額で済み、それにIIJmioの1520円が加わる形となる。

 

IIJmioのウェブサイトから契約すればすぐにeSIMが利用可能

まず、eSIMでの契約には現行最新モデルのiPhone XS/XRが必要で、かつキャリアから購入した端末の場合はSIMロック解除が必要だ。IIJmioのeSIMはドコモのネットワークを使いエリアも同じ。しかし、IIJmioが独自にコントロールするSIMのため、たとえドコモ販売分のiPnoneであっても、IIJmioのeSIMは利用できない。

対応したiPhoneさえ用意できれば、あとはウェブサイトで契約するだけ。ウェブ上に用意されるQRコードを表示させて、iPhoneから読み取る必要があるため、iPhoneとは別のPCなどで手続きするのが望ましい。

 

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